ガールズ&パンツァー 第10話「クラスメイトです!」

f:id:JIN1024X:20191103215134j:plain

前回からの続き。

クールなまほさんがあんま見せないような表情してます。

しほさんは相変わらず。

f:id:JIN1024X:20191103215135j:plain

ダージリンさんとオレンジペコの表情も緊張感が伝わってきていい。

 

f:id:JIN1024X:20191103215138j:plain

カチューシャ「言っておくけど、悔しくなんてないから!」

ついにデレるカチューシャ。しかもノンナから降りて対等に握手を求めるなど試合前のツンツンっぷりはどこにいったのやら。でもそこがイイ!

 

しほ「勝ったのは相手が油断したからよ」

これはけっこう一理あると思うんですよね。みほの作戦が奇抜すぎるってのもあるんだろうけど

 

f:id:JIN1024X:20191103215149j:plain

しほ「決勝戦では、王者の戦いを見せてやりなさい」

まほ「西住流の名にかけて必ず叩き潰します」

 まほっぽくない台詞だけどしほの手前故、言えないんだろうなあ。

 

こうしてプラウダ戦が終わったわけですが、ぶっちゃけると戦闘だけでみるとそんな面白くはないですね。

建物に追い詰められるまでの前半は普通な戦い(ストーリーの展開上しょうがないところもあるのだが)中盤は会長の無双シーンが初めて見せる会長の有能っぷりもあって良かったけど。

後半はノンナからの射撃は肉盾で時間稼ぎ。サンダースのナオミの様な緊迫感もないし、急停止の回避とかもないしね。これもサンダース戦と比較ですが決め手も少し地味だった印象。

 

散々、ネガティブな事ばっか言いましたが、それでも土台である廃校がかかったストーリーは良かったですね。

それだけでなく、みほにとっても因縁の?ある相手でもあるプラウダ

そして嫌な感じプンプンのカチューシャと倒しがいがある。(カチューシャファンの皆さんごめんなさい)

 

サンダース戦はカチューシャの様な嫌味ったらしい敵もいないし(むしろ爽やかである)

そのときはまだ廃校が知らされてないのもあり、シチュエーションだけならプラウダ戦の方が熱い。

 と、まあそんな感じで次行きましょう。

 

f:id:JIN1024X:20191103215153j:plain

黒森峰だけあって相手が黒、大洗が白とわかりやすい。制服も白だしね(関係ない?)

敵が黒、こちらは白って捉え方もできる。まあそれはどうでもいいとして。

現時点で20対7って不利にもほどがあるだろ!

プラウダでも15だったのに!

 

ここで

あんこうチームもとい主人公機が4号にシェルツェン(補助装甲板らしい)で強化

ヘッツァー改造キットで38t強化(亀さんチームの戦車)

自動車部とポルシェティーガー加入

ねこにゃー以下アリクイさんチームと三式中戦車加入

 

すごい強化っぷりです。

そして2チームも入ったのにサクッと紹介パートを済ませてます。

内1つははそど子同様、認識のある自動車部メンバー

そしてもう一つは・・・

ねこにゃー「あっ、僕ねこにゃーです」

ももがー「あっ、貴方が!ももがーです…」

ぴよたん「ぴよたんです」

最初に「あっ、」をつける辺りオタクっぽい。

 

ねこにゃー「おおっ!ももがーにぴよたんさん!?リアルでは初めまして。」

いや見た目といいキャラ濃すぎるよww

残り2話と少ない枠で十分にキャラ紹介できたんじゃないでしょうか。

 

そしてここでまさかの華さんパート。

見せ場は多いはずなんだけどやっぱキャラとしてのパンチが弱いのかね・・・

 

f:id:JIN1024X:20191103215155j:plain

百合「そうなんですよ。この娘の生ける花はまとまってはいるけど、個性と新しさに欠ける花でした。」

百合「私とは違う・・・貴方の新境地ね。」

 

華さんとみほは家族と因縁があるって共通点があるけどだからこそ、ここで持ってきたんでしょうか。

 

Aパート終了前に黒森峰パートかと思いきや、まほが一瞬移りましたね。

 

桃「勝つ勝つ言えばいいってもんじゃない!」

杏「河嶋。そうカツカツするな!」

最近、戦闘パートやらが多かったのでこういうギャグがなかったですね。 

f:id:JIN1024X:20191103215200j:plain

f:id:JIN1024X:20191103215205j:plain

相変わらずご飯の量がおかしい華さん。こういうツッコミどころはあるのにどうして・・・

 

f:id:JIN1024X:20191103215208j:plain

f:id:JIN1024X:20191103215212j:plain

f:id:JIN1024X:20191103215255j:plain

f:id:JIN1024X:20191103215301j:plain

f:id:JIN1024X:20191103215303j:plain

f:id:JIN1024X:20191103215306j:plain

f:id:JIN1024X:20191103215309j:plain

こういう大事な試合の決戦前夜って雰囲気はいいですね。

台詞が一切ないのもいい。

みんなカツ食ってる。ちくしょう!カツ食いたくなってきた!

 

 

f:id:JIN1024X:20191103215312j:plain

それとここも良くないですか?ピアノ調のテーマ曲をバックに全チームの戦車が縦並びに映される。めちゃくちゃ好きなシーンです。

これを決戦前夜の最後に持ってくるんだから凄すぎる。

 

優花里「ここで試合ができるなんて!」

華「そんなすごい事なんですか?」

優花里「戦車道の聖地です!」

 

このたった3つの台詞に会場の風景。

少ない時間ながらも決勝戦に対してのお膳立てが凄い。

 

もう毎回観に来てるダー様。

ダージリン「今度は何を見せてくれるか楽しみにしているわ。」

f:id:JIN1024X:20191103215321j:plain

ケイ「またエキサイティングでクレイジーな戦い期待してるからね!ファイト!」

 

カチューシャ「じゃあねピロシキ~」

プラウダ戦と同じやりとりですが、もう友達って感じの聞こえですね。

 

今までの戦った相手達が挨拶と試合を観に来るって展開もいいよね。それだけの試合だってのも伝わるし、決勝戦もとい最後の戦いっていうお膳立てが凄い。

アンチョビ達はちゃんと戦った描写がないせいか、ここの挨拶には来ないのですがその理由はOVAでちゃんと明かされてます。

 

エリカ「たまたま来れたからって、いい気にならないでよ。見てなさい。邪道は叩き潰してやるわ。」

 

試合前だってのにすごい言い草です。戦車道してないよこの子。

プラウダ戦ではカチューシャっていう大将が嫌なヤツってパターンだったけど、黒森峰ではサンダース同様副隊長が嫌なヤツってパターンです。サンダースでのアリサ、ナオミはそんなでもないですけどね。

 

f:id:JIN1024X:20191103215326j:plain

みほ「いこう!」

一同「おーっ!!!」

 

ここも最後の勝負感があっていいですな~作画もいい感じ。

f:id:JIN1024X:20191103215336j:plain

沙織「こちらはあんこうチーム 207地点まで後、2キロ。

いまのところ、黒森峰の姿は見えません。ですが、皆さん油断せず気を引き締めていきましょう。交信終わります!」

 

ここの通信の話し方もそうですけど落ち着きっぷりも凄い。通信手って微妙?なポジションだけどさおりんの成長を感じる。

 

この後の麻子が「ぜんぜんプロっぽくない。」とツッコむがその理由として「だってアマチュア無線だし」という返しも笑えていい。

 

その後、すぐに黒森峰から砲撃を受ける。

f:id:JIN1024X:20191103215328j:plain

左の娘でかいよ!(何がとは言わない)

 

ここでエリカ搭乗の戦車にフラッグ車である、あんこうチームが狙われるのですが新規加入したばっかのアリクイさんチームの誤操作によってあんこうチームは助かります。

蝶野「大洗女子学園、三式!走行不能!」

 

ここでED。

なんか変な終わり方ですねww

前話で入ったとかそういうレベルではなく今話で入ったばかりのアリクイさんチームが速攻でやられてしまい、ちょっと残念な?イメージもあるかもしれないですが、入ったばかりのアリクイさんチームが肉盾になったんならわりと良かったのかもしんないですね。アリクイさんチームの誤操作がなかったら確実に負けてましたし。

 

というわけで第10話は最後の戦いである黒森峰とのお膳立てがすんばらしい回でしたね。

びっちりと書き込んだ決戦前夜に今まで戦ってきたライバル達が応援にかけつけたり。

こういうとなんですが西住まほって最後の敵にしては少しパンチ弱めな気がするんですよね。

黒森峰時代は戦車道の名門でみほがやらかした前は全国大会で8連勝を重ねてたり王者というポジションはいいんですが、まほがどうしても悪役感が足りない感じ。

姉妹の姉ってポジションはいいですよ。でも、どうしてもみほの事を思いやってたりとそこら辺が物足りないです。

それを補うかの様にエリカや西住しほはいい味出してるんですけど、やっぱり隊長はまほだし。リーダー格がこれだと少し。

そもそも姉妹やら兄弟の兄姉ポジションが悪役ってのはもうありきたりなのかもしれないですね。

まあまあ、それをカバーするかのようなお膳立てがすごい回でした。