ガールズ&パンツァー 第6話「一回戦、白熱してます!」
そういやガルパンって今どきのアニメにしてはアバンタイトル挟まないでいきなりOPから入るアニメなんですね。珍しい。
アリサちゃんはまた通信傍受をしてまたもアタックを仕掛けようとしてます。
でも前回のみぽりんの作戦で自身の通信傍受を逆手に取られたと考えなかったのだろうか?
アリサちゃんが実際やられた訳ではないからそこらへんの情報が行き届いていないのか・・・それともただの偶然だと思っているのか・・・
再度、通信傍受したとき「いい気になるなよ・・・」と言っていたので油断説が濃厚かな?
それも大洗の無名校ならではの隙の突き様ですね。
みぽりん「全車、128高地に集合してください。ファイアフライがいる限り、こちらに勝ち目はありません。危険ではありますが、128高地に陣取って上からファイアフライを一気に叩きます。」
みほ「おそらく、フラッグ車はここか、ここ。それかこのあたりのはず。」
最初のここは、オボコリ窪の窪下辺り
次のここは自然休暇村の自のすぐ隣を指してます。
一応解説入れたけど、記事見返したら別になくてもいいですね。
ケイ「何もないよ~~!!!」
みほの通信傍受を逆手に取ったすっぽかし作戦が成功しました。
このとき9台の内、6台もいます。
アリサ「まさか嵌められた?」
通信傍受を逆手にとった作戦もそろそろバレてもおかしくないですね。
となると一気にフラッグ車を叩く短期決戦は納得がいきます
アリサ「じゃあ大洗の車両はどこに・・・?」
アリサ「あ・・・」
典子「あっ」
長い、長いよ。この間19秒ものの沈黙。
典子「右に転換!急げ~!!」
長い沈黙からの叫び台詞なので際立つ。
アリサ「するまでもないわ!撃て!撃て~!」
典子「敵フラッグ車0765地点で発見しました~!!」
典子「でもこちらも見つかりました!」
みほ「0765地点ですね。逃げ回って敵をひきつけてください。0615地点へ全車両前進!」
みほ「武部さん!メールお願いします!」
沙織「わかった!」
今更ながら沙織の通信手というポジションの適役っぷりがすごい。
みほ「89式来ました。突撃します。」
みほ「ただしカメさんはウサギさんとカバさんで守ってください。」
凛々しいみぽりんも・・・イイ!
サンダース附属生徒「車長!煙幕晴れます!」
そしてこの煙幕が晴れてからの大洗戦車ズラリの絶望っぷりもイイ。
アリサのピンチっぷりが伝わる様です。
そりゃあこんな顔にもなるわって。
アリサ「大洗女子残り全車両こちらに向かってきます!」
ケイ「ちょっと、ちょっと!話が違うじゃない。なんで?」
アリサ「・・・はい。おそらく無線傍受を逆手に取られたのかと」
ケイ「ばっかも~ん!!!!!」
波平かな?それとこの報告のときのアリサの貧乏ゆすりがすごいイライラしてる感が伝わってイイ。
そりゃ通信傍受してたという事実に加え、逆手に取られてピンチに陥ってるだなんて報告したくないものね。
ケイ「戦いはフェアプレイでっていつも言ってるでしょ!」
ケイ「無線傍受しといて全車両で反撃ってのもアンフェアねー」
ケイ「こっちも同じ数で行こっか!」
アリサがなんか喚いてるシーン。
ギャグシーンなのでまだBGMは続いています。問題はここから。
ここから敵フラッグ車とサンダースの本隊が合流するところでBGMが消えます。
みほ「前方に上り坂。迂回しながら目標に接近してください!」
桃「柚!遅れるな!」
柚「わかってるよ、桃ちゃん。」
杏「がんばれ~」
会長の呑気っぷりがすこ。
みほ「今のは・・!」
優花里「ファイヤフライ17ポンド砲です!」
沙織「なんかすごい音だったよ。」
沈黙ではないですがBGM無音状態を切り裂いてしまうほどの轟音。
ファイヤフライ&敵砲手ナオミの強敵っぷりがひしひしと伝わってきます。
フラッグ車を追い詰め、サンダース校は大洗と車両を揃えたというのにまだ安心できない、むしろサンダース校のテーマが流れ、優勢かのように思えてしまう。
もう大洗の勢いをブン取ってしまいました。
アリサ「きた~!!!!!」
ここのアリサ達の安堵もそれに付け加えてます。
アリサ搭乗のフラッグ車を追う大洗にそれを追うサンダース本隊という図式になっている。
みほ「ウサギさん、アヒルさんは後方をお願いします。カバさんと我々あんこうチームは引き続きフラッグ車を攻撃します。」
通信傍受を逆手に取られてることはもうバレてるのにまだメールしてるというのがいいですね。主人公チームにも全て都合良く進んでない感じというか。
遅すぎだけど大洗のフラッグ車はカメさんチームです。
梓「今度は逃げないから!!」
ウサギさんチーム「うん!!!!」
最初がアレだっただけに成長してる感が感じられるな~
まあぶっちゃけちゃえば逃げないのが当たり前なんだけど!
だが若さ故しょうがない。
ダージリン「サンドイッチはね。パンよりも中のきゅうりが一番美味しいの。」
オレンジペコ「はい?」
ダージリン「挟まれたほうがいい味出すのよ。」
今回のダー様はわかりやすく自身の台詞を解説しましたね。「何言ってるかわからない!」とクレームでも来たんでしょうか。
ナオミはやたらガムを噛んでるのを強調しているような気がしますね。
日本の野球選手でもガム噛んでる人いないし日本人ならば不真面目だ!とか言いそう。
それに対してメジャーとかはけっこう噛んでる人多いイメージ。こんなところもアメリカっぽい。
というかガムって集中力増すそうですしね。砲手にはうってつけ。
とか言ってるうちにナオミにウサギさんチーム、カモさんチームを撃破される。
大洗チームの指揮はだだ下がり。
BGMも不安を煽ってきます。
Aパート終了。
みほ「みんな落ち着いて!」
みほ「おちついて攻撃を続けてください!敵も走りながら撃ってきますから!当たる確率は低いです。フラッグ車を叩くことに集中してください!今がチャンスなんです!」
みほ「当てさえすれば勝つんです!諦めたら負けなんです!」
皆の不安を払うみほの言葉。みんなを鎮める「落ち着いて!」から敵も走りながら撃っているから確率は低くなっている、こちらこそチャンスでありこちらも当てれば勝てるという事実を伝えている。
みほは正直ぱっと見、頼りなさそうなんですがこの言葉で皆を落ち着かせるのはすごい。グロリアーナ戦などの実績もあったかもしれないけど。
沙織「華!撃って撃って撃ちまくって!下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるって!恋愛だってそうだもん!」
華「・・・いえ。一発でいいはずです。」
ここで沙織らしい恋愛に絡めた台詞。
でも華はどちらに対してでもなんでしょうか?一発でいいと言い切りました。
華さんらしくめちゃくちゃかっこいいシーン。
華「冷泉さん。丘の上へ。上から狙います。」
みほ「稜線射撃は危険だけど、有利に立てる!賭けてみましょう!」
ピンチの中の一つの賭け。熱い!熱すぎるぜ!ガルパン!!
大洗のやることを読み、ケイはナオミにあんこうチームを狙撃することを指示した。
ナオミ搭乗の戦車も本隊から離れ停止、狙撃するポジションを取りました。
迫る銃口。すんごい緊張感です。
このときのナオミ搭乗のファイアフライが追いかけている事に気づいたみぽりんの振り返りの作画もいいんですよね。
やたら間を取っていて恐怖感が伝わってくる。
みほ「はっ!停車!!!!」
みほにしては大きく荒い声です。それだけ緊張感も伝わる。ナイス演技。
敵の射撃が正確すぎるからこそ停車で成功した回避ですね。
みほ「ファイヤフライが次の弾を撃ってくるまでが勝負!」
華「わかりました。」
このときのみほの台詞はプレッシャーをかけているように見えますが、一撃に賭けた華にはそちらの方がいいのかもしれない。
華「花を生けるときの様に集中して・・・」
審判「大洗女子学園の!勝利!!」
ここも砲撃の着弾から審判の台詞までで20秒の沈黙。
間の取り方が本当にうまいと思います。
そりゃ観客みたいに視聴者側もシンクロしちゃうよ。
ケイ「貴方がキャプテン?」
ケイ「エキサイティン!!こんな試合ができるとは思わなかったわ~!!」
最後までアメリカンチックを感じさせますね~
みほ「あの~4両しか来なかったのは?」
ケイ「貴方達と同じ車両数だけ使ったの!」
みほ「どうして・・・?」
ケイ「ザッツ戦車道!これは戦争じゃない、道を外れたら戦車が泣くでしょ?」
ケイ「盗み聞きなんてつまんないことして悪かったわね」
このときのみぽりんすんごいいい笑顔してます。
楽しい戦車道を見つけ始めたんでしょうか。
そしてケイがメンバーのところに戻るシーン。
何気ないようなシーンをやたらきっちり描写しているように見えますが、騎士道精神(アメリカテイストなチームだけど)かつ、いい人と戦えてさっぱりとした気持ちいい試合ができて名残惜しくなるくらい見届けてしまってる、みほ達の心情を描いてるんじゃないだろうか。違うかもしれないが俺はそう思う。
このときの表情もそんな感じがする。めったに使われないほっぺの斜線も使われてるし!それにあの麻子にまで!
試合が終わり撤収しようと思っている矢先。先程の熱い試合を掻ききってしまうくらいに空気が変わってしまう。
沙織「どうしたの?」
麻子「いや、なんでもない」
そういいケータイを落とす。
沙織「なんでもないわけないでしょ!」
お母さんが怒るかのように沙織が本気で心配してるのが伝わってくる。と同時にシリアスな雰囲気だと言うのも伝わってくる。
麻子「おばあが倒れて病院に・・・」
まほ「私達が乗ってきたヘリを使って。」
エリカ「隊長!こんな娘達にヘリを貸すなんて!」
まほ「これも戦車道よ。」
麻子は黒森峰のヘリに乗っておばあの元へ向かう。
ここで沙織もいっしょに行ってあげるのがお節介焼きの沙織っぽくていいんだよねえ。
桃「明日はプラウダ高校、明後日は黒森峰女学園がそれぞれ一回戦の試合だな」
杏「まあ・・・順当に勝つだろうねえ」
サンダース校との試合を終えておしまい・・・ではなくまだ見ぬライバルと主人公みほと因縁がある黒森峰女学園の存在を示しつつEDへ。この終わり方も次が気になる様に終わっていていいですよね。
サンダース校との熱い試合だけでも十分次話も視聴確定なんだけど。
そこはもう抜かりがないというか・・・プロクオリティを感じる。
ここでアンツィオが映されてないのはもうカットされるのは確定だったんだろうか?
グロリアーナとの試合は練習試合という土台もあってか熱いという物ではなかったですが、ガルパンの感想としてよく言われているように思える「熱い」「スポ根物」
その面が今話で見え始めたって感じですね。
それまでの1~4話はギャグが多く感じ、それで繋いでいた印象もあります。
これ以降はそんなギャグなかった気したんですが、割く枠がなかったのかも。
今話はとにかく語りたいところが多すぎて文字数も画像の量もとんでもない事になっています。文句なしの神回。
EDはウサギさんチームver